Process 建造工程

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1. 設計

お客様のご要望を聞き取り、企画立案をしながら図面を起こしています

省エネ船型をベースとし、高性能の船舶を提供

建造する船舶は、省エネ船型をベースに設計した上でお客様のニーズを取り入れて図面作成、提案を行っています。

通常、船舶は一隻ごとに仕様や機器が異なるため設計には期間を要しますが、高性能の船舶を提供するため弊社で図面を出来る限り統一し、設計のスリム化を図りつつ、更なる効率化を目指しています。

設計
設計
CADソフトで図面をデータ上に作成
設計
水槽実験を行いベストを探る
設計
各課と打ち合わせをし、図面を詰めていく

2. 加工

コンピュータができない複雑な加工は私たちがします

マーキンから切断までをコンピュータが自動制御

船の材料となる鋼材の無駄をできるだけ少なくするため、コンピュータで自動ネスティング(部材を鋼板に配置)を行い、設計図通りに切断機用のデータを作成します。このデータを切断機で読み込み、印字、マーキン(自動罫書き)、切断を行います。

また、単純な曲面はプレス機で加工しますが、複雑な球面を加工する“撓鉄ぎょうてつ”は、人の手で作業します。鋼材の加熱と冷却を繰り返しながら曲面を造る撓鉄には、熟練の技が求められます。

加工
加工
素材をNCプラズマ切断機へ運ぶ
加工
NCプラズマ切断機で切断
加工
撓鉄により加工中

3. ブロック組み立て

ガス(CO2)溶接及びアーク溶接で作業しています

小さな部材が巨大なブロックへと形を変えていく

用途別に切断、加工された部材は溶接作業により接合し、船のブロックとなって組み立てられていきます。

まず、個々の部材を組み立てる『小組み立て』を行い、その部材をつなぎ合わせてブロックが完成します。

完成したブロックに配管などの艤装を行い、そのブロックを大組みし、大きなブロックが完成します。

加工
加工
小組み立て
加工
ブロックの組み立て作業
加工
大組み立て

4. 搭載・出渠しゅっきょ

ブロック搭載は運転手と現場のチームワークが大切です

一人ひとりの仕事が積み重なり、一隻の船を誕生させる

工場内で完成した船体ブロックは、移動屋根を開閉し野外の150tクレーンによりブロック置き場へと運び、配管等の艤装品を取り付けてドックに搭載し、一隻の船へと組み立てられていきます。

クレーン操縦者と無線でやり取りをしながら精密に定位置へ持っていくため、信頼しあったチームワークが必要不可欠です。

主機関やプロペラなどを取り付け塗装を行った後、ドックに海水を入れて船体を浮上させ、艤装桟橋へと運ばれていきます。

搭載
搭載
デッキブリッジを搭載中
外板塗装
外板塗装
出渠
ドックから出渠し艤装工程へ

5. 艤装ぎそう

コンピュータができない複雑な加工は私たちがします

操船の安全性、船員様の快適性を高める

艤装桟橋に運ばれてきた船は、乗っていただく全ての人が、より安全に、より快適に目的地へと移動できるよう、主機関、電気配線、照明、居住空間など就航に必要な設備を整えていきます。

このように船内の設備を整えることを『艤装』と言い、また、出渠(船をドックから出す)後に岸壁で行うので『岸壁工事』とも言います。操船や居住性などに大きく関係するため、船の性能に影響する重要な工程です。

艤装
艤装
図面との正誤性を確認
艤装
コントロールルーム
艤装
電気配線などのチェック

6. 試運転・命名式

たくさんの人の手で造り上げた船が、大海原へと乗り出します

海に出て試運転を行い、各機関の作動状況を確認

艤装を終えると、速力や旋回力、各機器が設計通りの性能かを確認するため、検査官と船主様、造船所の関係者が乗り込み、実際に海に出て試運転を行います。

その後船主様や関係者が出席し命名式で完成を祝い、船主様に船を引き渡します。

試運転
試運転
試運転で性能を確認
命名式
命名式で完成を祝う
引き渡し
引き渡し
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